八つ目鰻(ヤツメウナギ)は、無顎魚類というアゴを持たない最も原始的な魚です。体の両側に7対の鰓孔があり、それが一見眼のようにみえることから本来の眼とあわせて「八つ目」と呼ばれます。口は下アゴがなく吸盤状で、胸びれも腹びれもありません。また八つ目鰻(ヤツメウナギ)など、多くの種ではこうした吸盤状の口で魚などの皮膚にとりつき、体液や血液を吸引し、摂取します。
八つ目鰻(やつめうなぎ)には、天然のビタミンA・ビタミンB類、ビタミンD・ビタミンE・鉄などの他、近年話題のDHAやEPA等、様々な栄養が豊富に含まれており、多種類の栄養素を一度に摂取できる特別な天然食品です。八つ目鰻(やつめうなぎ)は特に「目」のビタミンと言われている天然ビタミンAが、他の食品と比べて突出している為、昔から「目の弱い方」や「体の疲れ」にとても良いと珍重されてきました。
ヤツメウナギ
現在の技術では養殖ができないので、すべて天然の「ヤツメウナギ」を使用しています。
※ヤツメウナギの漢字表記は「八目鰻」「八つ目鰻」「八ッ目鰻」などですが、江戸時代の和漢三才図会や本草綱目では「鱧」と表記されています。